Cubaseで曲を作る際、色々なアプローチで曲を作る事が出来ますが、かえって色々な方法がある為に曲作りを理解するまでの手順が難しく感じられます。
今回は、一つの手順に従いながら簡単な曲を作って行く工程をご説明したいと思います。
Cubase Pro 8を使って説明しますが、7.5以下のバージョンでも同様に行なえますので、参考にしてみてくださいね。
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このページの目次
Cubase初心者のための簡単な曲作り講座
今回はこんな曲を作ってみましょう。
サンプルとMIDIを組み合わせた、8小節の短いシンプルな楽曲です。
どうでしょうか。
いきなり良い曲を作ろうとはせず、簡単な曲を作りながら徐々にCubaseの使い方を覚えた方が全体の流れがつかめますので、結果的に理解が早くなりますよ。
音を出す設定を行なっていない方は、下記内容を参考に行っておいてくださいね。
では、始めましょう。
第1回. プロジェクトを作ろう
Cubaseが立ち上がっていると思いますが、まずは新規プロジェクトを作りましょう。
その他
↓
Empty
↓
保存先はドキュメントのプロジェクトで、
↓
DTM講座曲①というフォルダを作りましょう。
詳しい方法が知りたい方は、下記をご覧ください。
プロジェクトが無事に立ち上がったら、OKです。
第2回. プロジェクトの初期設定をしよう
次に、プロジェクトの設定をしておきましょう。
メニューのプロジェクトから
↓
プロジェクト設定
↓
その中の小節数オフセットは、2にする。
↓
サンプリングレートは44.100khz
↓
ビット解像度は、32Bit Floatに設定
↓
PAN LOW設定は、-3dBに設定
プロジェクトの細かい設定は下記を参考にしてください。
第3回. 音源を出そう
さて、上記設定が終わったらいよいよ音源を出して見ましょう。
まずは、メニューのデバイス
↓
VSTインストゥルメント
↓
Synth
↓
Halion Sonic Se
↓
開く
細かい立ち上げ方は、こちらを参考にしてください。
ここまでで、一度プロジェクトファイルを保存しておきましょう。
保存の仕方は、
メニューのファイル
↓
名前を付けて保存をクリック
↓
ファイル名は、DTM講座曲①+日付(0603)などとしてください。
下記は保存したファイルの開き方です。
『前に作った曲(プロジェクトファイル)の開き方』
第4回. ピアノでコードを打ち込んでみよう
音源を出したら、早速PIANOでコードを入力してみましょう。
下記に詳しく記載しております。
『Cubase ピアノでコードのMIDI打ち込みをしよう』
第5回. Groove Agent SEでドラムをMIDI打ち込み
PIANOが入力出来たら、次はドラムをMIDI打ち込みしましょう。
『Groove Agent SEでドラムMIDI打ち込みをしよう』
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第6回. サウンドブラウザーでパーカッションを入れよう
Cubaseには、オーディオファイルがいくつも入っております。
その中から今回は、サウンドブラウザーの機能を使ってパーカッションのオーディオサンプルの音を入れてみたいと思います。
今回使用した音は、「 Shake 29 Congas Intro 」というファイルです。下記のリンクを参考にオーディオサンプルを出して見てください。
第7回. ピアノを分割してリズムを変えよう
第4回で打ち込んだピアノのリズムを変えて見ましょう。
『 Cubase ピアノ打ち込みを分割して リズムを変えよう 』
第8回. リバーブをかけてみよう
ピアノとパーカッションに、リバーブをかけてみましょう。
第9回. Mix(ミキシング)で音のバランスを調整しよう
簡単なミックスをして、音量やPANのバランスを調整してみよう。
第10回. ミックスダウンをしよう
ここでは、ミックスダウンを行なうに当たっての必要な使い方と手順を学んでいきます。
『Cubase Mixconsoleの使い方のコツを覚えよう』
ミックスダウンの方法はこちら『Cubaseミックスダウンの方法(大切)』
DTM初心者講座まとめ
初心者の方は、良い曲を作ろうとせず簡単な曲の作り方の手順をいかに覚えるかが、DTMを理解する秘訣になります。
今回講座で行なった事は、基本になりますので、何度も記事を見直しながら行ってみてください。
【関連】DTM音楽理論講座