皆さんコードはどのように覚えていますか。
コードは日本語で和音といって、音楽のなかでコード進行を構成する重要な要素があります。
このコード(和音)は、丸暗記で覚えようとするとその瞬間は覚えておいても、時間が経つと忘れてしまい、覚える事に挫折する事もあります。
そこで今回は教室でお教えしている、初心者でも出来るピアノやMIDIキーボードを使った簡単な覚え方をご紹介します。
一つひとつコツをつかめば必ず覚えられますので、ピアノやMIDIキーボードなどで照らし合わせながら勉強してみてください。
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1. ピアノ コード(和音)の覚え方
コードはスケールとセットで覚えると良いですが、まずはピアノ鍵盤のそれぞれの位置をおさらいしておきましょう。
次に、メジャースケールを復習しましょう。
詳しくはこちらで復習できます:音楽理論 メジャースケール(長音階)を覚えよう【大切】
上記の図で、ルートを1番として右へ順に番号で見ておくことでした。
ではいよいよ、ピアノ鍵盤でコードを覚えていきましょう。
1-1 CM(メジャー)コード
色々なコードがある中で、基本の3和音コードになり、Cのメジャースケールで説明します。
- ルート(C):1番
- 長3度(E):3番
- 完全5度(G):5番
メジャースケールの番号で見ると、1 3 5を押えるとこのコードになります。
1-1-1 メジャーコードが使用されるジャンルは
PopsからRock、R&BやEDMなど、あらゆるジャンルで使用されるコードです。
1-2 CM7(メジャーセブンス)コード
CMのコードに、7度を加えた4和音コードです。
- ルート(C):1番
- 長3度(E):3番
- 完全5度(G):5番
- 長7度(B):7番
スケールの番号で見ると、1 3 5に7が加わったコードです。
長7度は、オクターブー半音で覚えるといいですよ。
1-2-1メジャーセブンスコードが使用されるジャンルは
PopsやRock、R&B、Soul、Jazzなど、おしゃれな楽曲で使用されるコードです。
また、インストゥルメントなどのジャンルなどにも使用されます。
2. マイナースケールのコード
次はマイナーです。ピアノ鍵盤でそれぞれの位置をおさらいしましょう。
こちらで具体的に復習できます:音楽理論 ナチュラルマイナースケールを覚えよう!
2-1 マイナーコード(3和音)
色々なコードがある中で、基本の3和音コードになり、Aのナチュラルマイナースケールで説明します。
- ルート(A):1番
- 短3度(C):3番
- 完全5度(E):5番
スケールの番号で見ると、1 3 5を押えるとこのコードになります。
2-1-1 マイナーコードが使用されるジャンルは
PopsからRock、R&BやEDMその他、あらゆるジャンルで使用されるコードです。
2-2 マイナーセブンスコード
Amのコードに、短7度を加えた4和音コードです。
- ルート(A):1番
- 長3度(C):3番
- 完全5度(E):5番
- 短7度(G):7番
ナチュラルマイナースケールの番号で見ると、1 3 5に7が足されたことになります。
短7度は、オクターブー全音で覚えるといいですよ。
2-2-1 マイナーセブンスコードが使用されるジャンルは
PopsやR&B、SoulやJazzなど、おしゃれな楽曲で使用されるコードです。
3. ミクソリディアンスケール
ミクソリディアンスケールとは、メジャスケールnの5つめの所から演奏したスケールになります。
では、ピアノ鍵盤で見てみましょう。
3-1 セブンスコード
CMのコードに、短7度を加えた4和音コードです。
- ルート(C):1番
- 長3度(E):3番
- 完全5度(G):5番
- 短7度(B♭):7番
メジャーのコード1 3 5に、短7度が足されたことになります。
短7度は、オクターブー全音で覚えてください。
3-1-1 セブンスコードが使用されるジャンルは
PopsやR&B、Jazz、Bluesなど、様々な音楽ジャンルで使用されるコードです。
このコードは、様々なコードに変化(応用)する事が出来ます。
ピアノやMIDIキーボードを持っていない人は、鍵盤で覚えると効率がいいですよ。
Roland ローランド MIDIキーボードコントローラー A-49-BK ブラック 49鍵
まとめ. コードをしっかり覚えて、ピアノで繰り返し練習をしよう
ピアノやMIDIキーボードでコードを覚えることは、基本中の基本になります。
何度も繰り返し、覚えて行きましょう。
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