さあ始めてのDTM音楽理論の講座を始めます。
いきなりスケールやコードを、、、と言いたい所ですが、本日は音名(おんめい)の話から解説します。
※DTMで覚えやすいように広く解釈して書いている所がありますので、専門家の方はスルーしてください。
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このページの目次
1. 音名(おんめい)とは
音名というのは、一つひとつの音の名前のことを言います。
国ごとに方式が異なっておりますので、それぞれの言い方をご紹介します。
1-1 イタリア語
昔小学校や中学校の授業で習った、
ド レ ミ ファ ソ ラ シ
などの言い方ですが、
これはイタリア語って知っていましたか。
しかし皆さんなじみのある言い方ですね。
日本では、童謡などでも使われており、歌や楽器をしている人はよく使います。
1-2 日本語
次は、日本人がよく知っている、
ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ
になります。
この言い方は、小中学校の音楽の授業で習いましたね。
日本的な音楽や、クラシックなどに使われております。
1-3 英語
さてもう一つの音名がありますが、
C D E F G A B
の英語での言い方です。
左から、シー,ディ,イー,エフ,ジー,エー,ビーと言います。
これはバンドなどで楽器をした事がある人や、YAMAHAエレクトーンやハモンドオルガンなど、この言い方をしています。
楽器の経験がある人にとっては、この言い方になじみがあると思います。
1-4 ドイツ語
最後は、ドイツ語読みです。
C D E F G A H
ツェー,デー,エー,エフ,ゲー,アー,ハー
この呼び名は、クラシックなどで使用されています。
個人的な話
ところで、私は小さい頃にハモンドオルガンを習っており、その時にイタリア語と英語読みで曲の練習していたので、この言い方が馴染んでいます。
しかし知り合いの音大卒の先生はクラシック畑の方で、ドイツ語読みで色々とおっしゃるので、私にはなじみがなく多少頭で変換して理解しなければなりませんでした。
音楽スクールの講師時代も、先生によって音名の言い方が違っていたので変換が必要でした。
どの読み方をするかで、どんな音楽理論を習ってきたのかがなんとなく分かりますよ。
では、4つの内のどれを覚えるのかというと、
2. DTMで覚える音名は
イタリア語、日本語、英語、ドイツ語など4つの音名の話をしました。
さて、ポピュラーミュージックやロックミュージックそしてダンスミュージックなどをDTMで作りたい人が覚える音名は英語です。
ドレミファソラシドに馴染んでいる人は、一緒にイタリア語も覚えるとなじみのある人は理解が早くなります。
ポイント
C D E F G A B
ド レ ミ ファ ソ ラ シ
まずは、英語での呼び方をきちんと覚えていきましょう。
まとめ. 英語とイタリア語で理解しよう
物事を覚える際は、まず用語や言い方などを覚えて行かなければ頭に入ってきませんので、初めての人は音名からしっかりと学んでいきましょう。
音楽理論の基本の用語が分かるようになると、色々な知識の深い理解ができますよ。
次のDTM音楽理論講座:音程(おんてい)のしくみを覚えよう
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