DTM音楽理論講座 前回は、メジャースケールを覚えました。
今回は、ナチュラルマイナースケールをコードも合わせて覚えてみましょう。
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このページの目次
1. ナチュラルマイナスケールの覚え方
今回は、コード理論を覚える上で必須の、ナチュラルマイナースケール(自然的短音階)を覚えましょう。
マイナースケールは、ルート(基点)がAからになり
A(ラ)
B(シ)
C(ド)
D(レ)
E(ミ)
F(ファ)
G(ソ)
この7つの音になります。
このナチュラルマイナースケールは、
ルート、全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音 で覚えます!
ところで、このスケールメジャースケールに似ていますね。
なぜなら、ナチュラルマイナースケールは、メジャースケールのAから並び替えただけのスケールでもあるからです。
覚えるポイントは、何度も弾いてみることです。少し鍵盤で練習をしてみましょう。
ナチュラルマイナスケールとコードを覚えよう
前回のメジャースケールで行ったように、ナチュラルマイナースケールと一緒にマイナーコードを覚えると良いです。
まずは、ナチュラルマイナースケールを度数で見てみると
ルートを1番で
- 長2度が:2番
- 短3度 :3番
- 完全4度:4番
- 完全5度:5番
- 短6度 :6番
- 短7度 :7番
- 完全8度:8番
で数えます。
次にこのナチュラルマイナースケールに含まれるコード2つ覚えましょう。
Am
Am7
まずは、
Am(エーマイナー)コード
ではこのコードを押えてみましょう。
Am(エーマイナー)は、マイナースケールの
- ルート(A)
- 短3度(C)
- 完全5度(E)
を押えます。番号で言うと1、3、5番です。番号はメジャーコードと同じですね。
違うのは、始めにマイナースケールを探してから、1、3、5番をおさえることです。
Am7(エーマイナーセブンス)コード
次は、ナチュラルマイナースケールの
- ルート(A)
- 短3度(C)
- 完全5度(E)
- 短7度(G)
を押えるとこのコードになります。番号で言うと1、3、5、7番です。
このコードは、先のmコードに7番を加えたコードです。
7番目は、オクターブ - 全音と覚えると簡単です。
コード問題を解いてみよう
問題① Cm(シーマイナー)をおさえなさい。
Cm(シーマイナー)は、ナチュラルマイナースケールの
- 1:ルート(C)
- 3:短3度(E♭)
- 5:完全5度(G)
を押えるとこのコードになります。
問題② Gm7(ジーマイナーセブン)をおさえなさい。
Gm7(シーマイナーセブンス)コードは、ナチュラルマイナースケールの
- 1:ルート(G)
- 3:短3度(B♭)
- 5:完全5度(D)
- 7:短7度(F)
を押えるとこのコードになります。
分かりましたか。
☆ここを覚えよう☆
ルート、全、半、全、全、半、全、全
ぜんはんぜんぜんはんぜんぜん と何回か口に出して言っていれば、覚えられると思います。
まとめ. スケールは反復練習で身体に覚え込ませよう
メジャスケール同様、ナチュラルマイナースケールも大切です。しっかりと反復練習をして覚えてくださいね♪
【記事】DTM音楽理論講座